① 一つは、印刷色グループの間に設置される乾燥装置で、通常は色間乾燥装置と呼ばれます。その目的は、次の印刷色グループに入る前に、前の色のインク層を可能な限り完全に乾燥させ、後の色のインクを重ね刷りする際に、前の色のインクとの「混ざり合い」やブロッキングを防ぐことです。
②もう一つは、すべての印刷後に設置される最終乾燥装置で、通常は最終乾燥装置と呼ばれます。これは、各色のインクがすべて印刷され乾燥された後、印刷されたインク層中の溶剤を完全に除去し、巻き戻し時や後加工時の裏移りなどの問題を回避することを目的としています。ただし、フレキソ印刷機の中には、最終乾燥装置が搭載されていない機種もあります。

投稿日時: 2022年11月18日