フレキソ印刷機ロール製品のスリット加工は、縦スリット加工と横スリット加工に分けられます。縦方向のマルチスリット加工では、ダイカット部の張力と糊の押圧力を適切に制御し、切断(横切り)刃の真直度を取り付け前に確認する必要があります。破損した単刃を取り付ける際は、「フィールゲージ」に0.05mm標準サイズの隙間ゲージ(または0.05mm銅板)を使用し、破損したナイフロールの両側の肩鉄の下に置き、刃口がたわむようにします。鉄は約0.04~0.06mm高くなります。圧縮ガスケットが破損体の表面に平らになるように、ボルトを粗調整して締め付け、固定します。ボルトの締め付けは中央から両側に広がり、力が均等にかかるため、ナイフの刃先が真っ直ぐでなく、ぶつかるのを防ぎます。次に、両側の0.05mmのクッション材を取り外し、スポンジ糊を塗布して、機械でシートをカットします。カットする際は、過度の騒音や振動がなく、機械の正常な印刷に影響を与えないことを確認してください。スポンジ糊を塗布する際は、ローラー本体のオイルをきれいに拭き取ってください。

破損したナイフの肩当てには、メーカー提供のスクレーピングフェルトを使用し、専門の担当者が毎日適量の潤滑油を滴下してください。また、フェルトの汚れは定期的に清掃することで、ローラー本体の寿命を延ばすことができます。縦横に切断する際は、コーナーラインと接線(ナイフライン)の位置に注意してください。


投稿日時: 2022年11月25日